婚活をしていると「結婚相手に対する愛情がわからないまま結婚を考える」といった悩みが出てくることがあります。
『優しくて条件は良いけれど、恋愛感情として好きかはわからない』このようなときに迷ってしまう方が多いです。
「好きじゃないまま結婚してもいいのか?」の回答としてはイエスです。
ただし、結婚を決める前に確認して欲しいポイントがあります。
この記事では、そんな迷いを抱える方が冷静に判断できるように、「結婚を迷った時に確認して欲しい5つのこと」と「好きじゃないまま結婚してもいいのか?」について解説します。
- 好きじゃないけど結婚していいか迷っている
- 結婚前に確認しておくべきこと
- 恋愛と結婚は違うのか
好きになれないままでも結婚できる
結婚は必ずしも恋愛感情だけに基づくものではありません。
経済的な安定や家族の期待、社会的なプレッシャーなど、さまざまな理由で愛情が薄いまま結婚するケースも存在します。
そして、恋愛感情としての「好き」がないまま結婚をして、うまくいっているケースもたくさんあります。
時代の変化と共に、令和の今では恋愛結婚が主流となっていますが、よく考えてみれば昭和の初期まではお見合い結婚や親同士で結婚を決めることがほとんどでした。
そして、昭和初期では経済力や地位のある男性がモテた時代です。
これは戦争などで、生活への不安からだと思います。
この考え方は現代でも当てはまると思います。
令和の時代は「失われた30年」と言われるほど、経済面や生活面での不安が強く表れています。
このような時代だからこそ、恋愛感情よりも経済面を重視するのは当然だと思います。
ただし、忘れてはいけないのは「恋愛感情は無くても相手への感謝の気持ち」です。
恋愛感情はなくとも、人としてお互いを尊重できなければ結婚生活を維持するのは難しくなります。
婚活をしていても相手を好きになれない理由
婚活を進める中で、素敵な相手と出会ってもなかなか感情的なつながりを感じられないことがあります。
恋愛感情としての「好き」と思えないのは決して珍しいことではなく、多くの人が直面する課題です。
自分に原因があるケースもあれば、お相手に原因があることもあります。
ここでは、婚活中に相手を好きになれない主な理由を詳しく解説します。
1. 表面的な部分しか見ていない
婚活を進める場合、マッチングアプリや婚活パーティを活用する方も多いと思います。
結婚を目標としているので、結婚後により良い生活を送れるようにお相手の条件を重視して選んでいると思います。
この条件検索が大きな罠で、『年収、職業、容姿、身長、体型』などの外的要因ばかりに目を向けてしまうと、恋愛感情は生まれにくくなります。
2. 結婚に対する周囲の圧力を感じている
「早く結婚しなければ」という焦りやプレッシャーが強いと、自然な恋愛感情が抑制されてしまいます。
例えば、親に「まだ結婚しないの?」と毎日言われていたり、友人のほとんどが結婚してしまったりなどです。
このような周囲の圧力から婚活をしていると、恋愛感情が生まれにくくなります。
3. 過去の恋愛でトラウマがある
過去の恋愛での傷やトラウマが、次の恋心が生まれることを無意識にセーブしていることがあります。
誰しも恋愛で傷つきたくないのは当然です。
過去に異性に裏切られた経験があると、「次もまた同じことになるんじゃないか」と考えてしまうと思います。
4.婚活疲れしている
婚活を続けていると、多くの異性と出会うことになります。
薄く広い関係性を続けていると、相手の中身を深く知ることができずに表面的な付き合いになり、人数が増えることでメンタルも疲弊していきます。
メンタルが疲弊すると、マイナス思考も生まれやすくなり悪循環に陥ります。
5.理想が高すぎる
一生に一度の結婚と考えると、できるだけ良い条件の人と結ばれたいですよね。
ですが、あまりにも理想が高すぎると婚活は絶対にうまくいきません。
なぜなら、自分の理想以下の人は恋愛対象外として向く出してしまうからです。
そして自分に合う理想的な人は限られた人数しかいません。
もしくは一人もいないかもしれません。
理想を追い求めるのではなく、人に好きになってもらえる自分を目指しましょう。
関連記事:女性の高望みを叶える方法:自分磨きと戦略的アプローチ
好きではなくても結婚を考えて良い5つのポイント
1. 結婚に求めているものは満たされているか
結婚はゴールではなくスタートです。
自分にとって結婚生活に必要な条件は満たされているか確認してみましょう。
ポイントは高望みせず、最低限の条件を満たしているかで確認することです。
- 年収
- 生活する場所(都市部・地方)
- 子供の有無
- 結婚生活のイメージ
- 家族や親の同居
- 借金の有無
- お金の使い方
- 共働きについて
2. 生理的に嫌(苦手)な所はないか
結婚をするということは、2人で毎日生活していくことです。
生理的に嫌と感じる部分があると、毎日のことなので些細な事でも気になってきます。
特に衛生面のことは離婚にも直結しますので、怪しい部分がある場合は注意しましょう。
例えば、デートではキレイにしているけれど、家に帰ると実は汚部屋に住んでいたなんてケースもあります。
他にも、風呂キャンセル界隈の人で1週間に一度しか入浴しなかったケースもあります。
結婚を決める前に、数か月だけ同棲してみるのもオススメです。
3. 一緒にいて安心できるか
結婚生活をする上で重要なのは安心感です。
「好き」といった感情は無くても、一緒にいてリラックスできるのであれば結婚を前向きに考えましょう。
恋愛感情も10年も経てば薄れてきます。
大事なのは安心感です。
4. 価値観で大きく合わない部分はないか
価値観の違いは非常に大きなストレスとなります。
十人十色と言われるように、価値観は人それぞれです。
価値観が合わないと離婚に直結しますので、結婚を考えているなら価値観のすり合わせは必ずしておきましょう。
- お金の使い方
- 異性との付き合い方
- 仕事の時間
- 休日の使い方
- ライフスタイル
- 性生活
- 愛情表現の方法
- 家事
5. 一緒に生活している姿をイメージできるか
将来一緒に生活する姿を具体的にイメージできるかどうかを考えましょう。
同じ家に住み、休日は一緒に過ごし、家事をどのようにしていくのかなど具体的に想像してみて下さい。
もし、うまくいかないイメージがある場合は要注意です。
まとめ
「好きになれないまま結婚してもいいのか?」について解説しました。
「結婚に求めているものは満たされているか」「生理的に嫌なところはないか」「一緒にいて安心できるか」「価値観で大きく合わない部分はないか」「一緒に生活している姿をイメージできるか」の5つのポイントが問題ないのであれば、前向きに結婚を検討して大丈夫です。
付き合いが長くなるほどお互いのことがよくわかり、後から好きになることも多々あります。
自分に合いそうだなと感じているなら前に進んでいきましょう!
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